2025年1月31日カテゴリー:

図書週間を楽しみました

 

  1月20日から1月31日までは後期の図書週間でした。

参集して行った読み聞かせは、絵本『おしくらまんじゅう』の話でした。『おしくらまんじゅう』は、紅白のかわいいおまんじゅうが、こんにゃく、納豆、おばけといった、思いもよらぬ相手とおしくらまんじゅうの遊びをする話です。絵本に描かれたおまんじゅうの豊かな表情や愉快な話の展開を、みんなで一緒に楽しみました。また、高等部図書委員が、繰り返される「おしくらまんじゅう」のリズミカルな掛け声に合わせて太鼓を鳴らしたり、ダンスをしたりと、場を大いに盛り上げ、賑やかな、笑顔あふれる読み聞かせ会となりました。

  クラスや学部のテレビでは絵本『ワタナベさん』の読み聞かせを楽しみました。こちらは鍋ひとつでどんな料理もつくってしまう不思議な鍋「ワタナベさん」の話です。また、動画の視聴期間中は、話に沿った料理が給食に提供され、児童生徒たちは毎日、物語を楽しみながら主人公ワタナベさんのメニューも同時に味わいました。

図書室内にはお正月をテーマにした特設コーナーが設けられ、初詣に関することや、お正月のあそびなどが紹介されました。児童生徒たちは、設置された鳥居の鈴を鳴らしたり、はねつき・こま・ふくわらい・かるたといったあそび道具を手にしたりしながら、日本の伝統的な新年の過ごし方を体験的に楽しむことができたようです。

  中学部・高等部の廊下に設置された移動図書館には、山梨県立図書館からお借りした本が並びました。生徒たちは身近な場所で様々な本を手にとり、読書に親しむことができました。

  図書週間は1月末までですが、イベントを機に、これからもたくさんの本と出合い、豊かな心を育ててほしいと思います。