2023年12月8日カテゴリー:

図書週間を楽しみました

 

  11月27日から12月8日までは後期の図書週間でした。

参集して行った絵本の読み聞かせは、『へんしんトイレ』のお話を題材に、大型絵本で楽しみました。へんしんシリーズは、声にだして読んでみると、色々なものがまったく違うものに変身してしまう不思議な言葉あそび絵本です。トイレに入った七十歳のおばあさんが十七歳に変身、まんじゅうが十万円に変身…話を聞く児童生徒たちは、笑い声をあげたり、一緒に声に出して言葉の変化を楽しんだりしながら話の展開に聞き入っていました。

 クラスや学部のテレビでは絵本『ヘルシーせんたいだいずレンジャー』の読み聞かせを楽しみました。こちらは戦隊ヒーローに変身した大豆メニューが、食べ物(大豆)で世の中の平和を守る話です。授業で味噌づくりに取り組んだ中学部からのリクエスト本で図書室に新しく入りました。また、12月6日の給食には、話にちなんだメニューが提供されました。児童生徒たちは大豆料理を味わいながら物語を楽しむことができたようです。

 図書室には、エリックカールの特設コーナーが設けられ、『はらぺこあおむし』をはじめとするたくさんの絵本が並びました。期間中、絵本『げつようびはなにたべる』の歌を昼の放送で聴いたり、絵本の内容から提供された給食メニューを味わったりした児童生徒たちは、図書室に足を運び、デザイン性に優れた色鮮やかな絵本を、思い思い、嬉しそうに手にしていました。

中学部・高等部に設置された移動図書館や図書室内の特設バリアフリーコーナーでは、今回も山梨県立図書館からお借りした本の貸し出しを行いました。児童生徒たちは様々な本に自由に触れ、読書を楽しんでいました。

 お気に入りの本を紹介する特設コーナー“読書の木(クリスマスツリーの形でした)”には、児童生徒や教員からのたくさんの紹介が寄せられました。図書給食の絵本を題材とした、ぬりえ活動にも多くの児童生徒が取り組みました。“読書の木”やぬりえ作品は図書室の入り口に掲示され、通る人を楽しませてくれています。

 図書週間は12月8日までですが、これを機に、これからもたくさんの図書に親しみ、豊かな心を育ててほしいと思います。