各学部における進路指導とねらいの内容
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最新NEWS(5件)
2024年4月26日
肢体不自由基礎研修会のお知らせ
2024年4月26日
令和6年度 「オープンスクール」について
2024年4月24日
相談支援だより
2024年4月23日
令和6年度図書だより第1号
2024年4月10日
第29回入学式を行いました
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小学部段階では、児童が将来、社会生活を送る上で必要とされる基礎的・基本的な生きる力を身に付ける時期として捉えています。学校生活の中で友達や教師と仲良く元気に活動したり、一緒に学習したりすることを通して様々な力を身に付け、それらを家庭や地域の中で活かせるように支援を行っています。児童の家庭生活の様子や心身に関すること等、様々な面において保護者と情報交換を行いながら、的確な実態把握を行い、将来を見据えたよりよい方向に成長するための支援を行っていきたいと考えています。
思春期を迎え、心も身体も大きく成長を遂げる時期です。小学部(小学校)で培われてきた力や、これまでに身に付けてきた基礎的な力を伸ばし、日常生活の中で変化にも対応しながら活かしていけるよう支援を行っています。進路指導の面からは、継続的な学習を通し、経験を広げていく中で、生徒が自ら考え行動したり、自分の長所を伸ばしたりしながら自己肯定感を高めていく時期であると捉えています。また、中学部は義務教育の最終段階であることから、生徒または保護者が「自分の将来・我が子の将来」について考え、一人一人の課題克服に向けて学校と家庭が一体となって取り組んでいく時期でもあります。さらに、高等部で実施されている進路に関わる学習に関心をもち、生徒や保護者が地域の機関や福祉サービスについての情報を得ていけるよう、連携を図っていきます。
生徒の個性や特性を大切にし、それぞれが「自立」に向けて取り組む態度を養えるよう支援を行っています。高等部では、学年に準じて進路指導の位置付けが大きくなります。キャリア教育としては、生活習慣の定着、安定した情緒と他者へのかかわり、健康な身体の維持・増進など、培ってきた力を生活に活かせるように学習内容や指導方法を工夫しながら進めています。卒業後の生活をイメージし、将来、社会で働いたり生活をしたりする上で必要とされる、コミュニケーションや身だしなみ、マナーなどの内容についても重点をおいて支援を行っています。
進路指導では、実習や職場・進路先見学など体験的な学習で生徒が主体的に学んだり、「総合的な学習の時間」や「総合的な探究の時間」で自己を見つめ進路について考えたりする学習を計画的に実施しています。また、生徒一人一人の進路希望や状況に応じて保護者への情報提供や個々に応じた学習を進めます。
さらに、進路先や関係機関と連携し、生徒本人や保護者が進路について考え、選択・決定できるように支援していきます。