2022年5月27日カテゴリー:

校内研修「育成したい3つの柱と、学習評価」について

 

 5月24日(火)に校内全体研修会を行い、渡井高等部主事より「育成したい3つの柱と学習評価」についての説明がありました。令和4・5年度、本校では「指導と評価の一体化及び授業の充実を図る」ことを研究副題として掲げており、学習評価のあり方や評価規準の設定について、学校全体で共通理解を図ることを目的としてこの研修会を設定しました。

 学習指導要領の評価項目である3観点について、細かな分析が提示されました。「知識や技能」を習得するためには、様々な学習を関連付けたり、既有の知識と結び付けたりしながら深い学びにつなげていくということ、「思考力・判断力・表現力」を養うためには、比較や関係付け、分類などの学習活動を通じて児童生徒が考えたり、判断したりする場面を設定する必要があり、そのためには教師の問い掛けの工夫や板書の構造化等、意図的な働き掛けが重要であるということ等を確認しました。

 今後は、児童生徒に「身に付けさせたい力」を明確にした上で、「どのような力が身に付いたか」を適切に評価すると共に授業改善を図り、「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業実践を目指し、研究を進めていきます。