2023年6月1日カテゴリー:

校内研修「肢体不自由基礎研修会」について

 

 5月9日(火)に理学療法士の高村裕子先生を招き、肢体不自由のある児童生徒と日常的に接している担任等を対象に「身体への関わりにおける基本」というテーマで研修会を行いました。高村先生の実演を含んだ丁寧な説明を聞いたり、教師が二人一組で支援する側・される側を実際に体験したりしながら、児童生徒への支援方法を学ぶことができました。

 本研修では、児童生徒の身体の特徴や可動域を丁寧に観察・確認することの重要性や起立や移動などの際の教師の立ち位置や身体の使い方を体験しました。これらを知ることで、児童生徒の怪我のリスクを下げられ、教師の身体の負担も軽減できることを教えていただきました。また、介助をする際は身体のどの部分を触るのか、どのような動きを行うのかなどを児童生徒に声掛け・相談しながら行い、関係性を育みながら関わることも重要なポイントとなることも学ぶことができました。

 実技演習を行うことで、心地の良い関わりや身体への負担を考慮した関わり方等を体験することができ、今後の児童生徒への関わりにすぐに生かすことができる有意義な研修会となりました。