2020年7月3日カテゴリー:

7月1日の給食は『富士山山開きメニュー』でした

 7月1日の給食は『富士山山開きメニュー』として、この地域で山開きの日に食べられる「ひじきとジャガイモの煮物」が出ました。(写真①) 「ひじきとジャガイモの煮物」は、7月1日「山開きの日」に、ふじざくら支援学校周辺、特に吉田地区では盛んに食べられているようです。
 この日に山の幸を食べて登山の安全を、海の幸を食べて夏を乗り切ろうという風習が江戸時代からあるようです。この地区の土地は稲作に向かず、畑の作物が主であり、ちょうど収穫期のジャガイモが選ばれたと考えられます。また、海の幸としてはミネラルが豊富で健康的なイメージがあるひじきが選ばれたようです。この日は、海の幸として鯖も出ました。
 デザートは、ひっくり返すと富士山の形になる「富士山ゼリー」でした。(写真②③)
 今年はコロナ禍の影響で富士山の山開きは行われませんが、「ひじきとジャガイモの煮物」などの『富士山山開きメニュー』を食べて、地域の風習を知る給食となりました。
〔メニュー〕(写真④)
麦ごはん  みそ汁(豆腐)  さばのネギみそ焼き
ジャガイモとひじきの煮物  牛乳  富士山ゼリー